客観的に見るとかなり破天荒な経緯でマレーシアに定着することになった私ゆえ、
初対面の人から「なんでまた?」という質問をされることが多い。
いくつか理由はあるのだが、そのうちの確実な一つがこの雑誌との出会いである。
発見写真3
おそらくニシキヘビかミズオオトカゲの頭骨だろう。
クアラルンプール周辺の河原で発見した。
発見写真2
一体何のために撮ったのか覚えていないが
セルフタイマーを使ってダッシュして撮影したことだけ記憶にある。
相当な自分LOVEかも。
発見写真1
前回のエントリーでトシの開かずの間から貴重な品々が
たくさん発見されたことを書いた、しかしまず皆さんと
発見の喜びを共有したいのがこの写真だ。
トシがトビトカゲを手にしている写真である。
タイムトラベル
1994,5年に今の前の前の会社をマレーシアで
一人で立ち上げた時に借りた事務所がある。
その会社は現在の会社を立ち上げる際に閉鎖したのだが
事務所はそのまま物置として借り続けていた。
家主の息子さんが同年代で気があったこともあって
まあ、そのままほっぽらかし。
ひどい店子である。
家賃は一年か二年に一度まとめて払えばいいし(笑)
鍵をどこかへなくしてしまったこともあって、実は7年近く一度も
足を踏み入れずにほうっておいたのである。
先ごろ、その家主さんから連絡があり、彼の事務所を拡張したいので
一度開けて整理しないか?と言われた。
鍵は鍵屋さんに開けてもらってくれるとのこと。
それでとうとう引っ越しを決意した。
居座るのも申し訳ないし。
おとといの夜仕事を終えてから、久しぶりに訪問。
部屋の中に雀の死骸があった以外(笑)は、ほこりっぽいが
正に7年前のままだ。
整理を始めると、出てくる自分の写真の若いこと若いこと(笑)。
そして細いこと細いこと(涙)
これはほんとに意外だったのだが、こなした仕事の量の多さにびっくり。
この事務所では昼寝をしたり、音楽を聴いてリラックスしたり
コーヒーを飲んだりといった印象ばかり残っていたのだが。
とにかく膨大な量の書類とそこにいちいちしてある書き込みの
自分の手跡に驚かされた。
成功しようと必死にあがいていた頃の、とんちんかんながら
熱い気持ちを思い出し、ちょっと感動してしまった。
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正直、タイムトラベルをしてちょっと若返った気持です。
このころは写真もかなり熱心に撮っており、
いろいろ貴重な写真もあるので、今後紹介していこうと思います。
どうぞ御期待ください。
進歩のない男です…
今、関西空港の100円インターネットでこれを書いている。
なぜ関西空港?
実は明日31日に徳島で講演会があるのだ。
『身近な自然を守る意味を考える
生物多様性と経済活動 生物資源探索の現場から』
2008年5月31日 15:00−16:30 入場無料
ふれあい健康館 ホール
徳島市沖浜東2−16
徳島県自然保護協会主催
というわけで、今頃告知してもしょうがないのだが。
もしチャンスがあったらお寄りください。
追伸 時間枠をみたら1時間半もしゃべるのか…
でも足りなかったりして(笑)
夜が来ない…
現在、生物多様性条約(CBD)の第9回締約国会議(COP9)を冷やかしにドイツはボンに来ている。
緯度が高いこともあって、夜など寒いくらいなのと日が暮れないことに
驚いている。9時前はまだ明るいのである。
冷やかしと書いたのは照れ隠しで実は重大なミッションをもって
やって来ているらしい。<自分のことなのに?
5月19日の日経産業新聞にこのことが掲載されているのである。
こちら
なんだか地球を征服しそうな勢いですな(笑)。
明日マレーシアに戻ることになっているのだが、
地球征服への第一歩なのでもう少し頑張ります。
会場のコンピューターセンターより。
天災つづき
ミャンマーのサイクロン、中国の地震と天災が続いている。
ミャンマー在住の盟友ショウタ(太郎)はたまたま国外にいて
無事ということだがそれにしてもあまりに大きな被害に驚いている。
亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、
被災者の皆さんへ、少しでも早く援助物資が届くことを祈っています。
上記ショウタが推薦募金先を紹介しています。
こちら
ジンメンカメムシに似せる?
最近テレビのCMなどでもおなじみのジンメンカメムシ。
頭を下にしてみると背中の模様がお相撲さんの顔に見えるあれだ。
リンク—『海野和夫のデジタル昆虫記』
色といい、デザインといい、カモフラージュにはならないだろうから
毒を暗示するデザインなのかもしれない。
さて、少し前に撮影した写真だが、これもちょっとだけジンメンカメムシに
似ているデザインと言えるだろう。
会社の階段で
私の会社は大きな森林に囲まれた環境にあり
駐車場わきの植え込みなどに、イノシシの掘り返した痕が
見られるなど、野性味たっぷりである。
しかし、不思議なことに建物の灯りに誘われて
走光性の昆虫たちが大量に集まってくる光景が見られない。
過去5年で、カブトムシをみつけたのはほんの1,2度でしかない。
金曜日の朝、研究所の外階段を上っていて久しぶりに
みかけたのがこれ。