先日ジャングルから戻り、汗や泥で汚れた衣類と装備を
洗濯機のあるベランダに出し、シャワーを浴びようとして
ズボンを脱ぐと、腰のあたりが血で真っ赤に染まっている。
もちろんヒルであるが、慌てず騒がず体を点検すると
タイルの上に丸々と太った親指大のヒルがころりと落ちた。
指でつまんでも、満腹状態のヒルは、これ以上餌に興味がないのか、
空腹時のようにやたらと吸着することはなく、おとなしいものだ。
連れ合いはヒルが極端に嫌いなので、
便器の水にポトリ落とすと速やかにフラッシュする。
家庭にヒルは持ち込まない。
ジャングル人の鉄則である。
シャワーを浴びて傷口に触れてみるとまだ血が滲んでいる。
連れ合いにバンドエイドを持ってきてもらい、傷口に貼ってもらう。
その作業中に便器の中をふと見ると、さきほど流したはずのヒルが内壁を
這い上がっているところだった。
白っぽい便器を太った濃褐色のヒルが這い上がる様は
コントラストもあり、薄気味悪い。
しかも動きがかなり速い。
先程のフラッシュ後、ヒルの姿は全く見えなかったので、
おそらくN字型になっている管の内側のどこかに張り付いていたのだろう。
水洗の勢いの中でも吸い付くことが出来るとは
やはり信じられない吸着力である。
と、感心してもいられない。
連れ合いが気がつかずにバスルームを出るのを待って
可愛そうだが、バスタブの横に常備してある
怪我の消毒薬を便器に流し込む。
さしものヒルも、もう上がってこなくなった。
家庭の平安を優先してヒルの命を奪ってしまった。
合掌。
さっと着替えて、水を飲みにキッチンに入ると、
連れ合いがうんざりしたような表情でこういった。
「洗濯機のあるベランダがヒルだらけよ」
…
『私の連れ合いでいる』ということも
それなりに尊敬に値することなのかもしれないと
思った次第である。
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久しぶりのカキコと思いきや、蛭の話しか〜!!今は夜なので昼にして!(コケッ!)
ベランダの写真を怖いもの見たさで見たいものです。
只今鳥肌ボーボー
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ひぇっーーーーーーーーーーーーー。
ヒルだらけのベランダ・・・
耐えられないっ!!!
一匹でもあんなに大騒ぎした私なのに(笑)
あっ、明後日からK.L行きます。
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おおにしさん あこさん
ベランダよりトイレの便器の内壁を這い上がるぬらぬらした
大型のヒルの方が圧倒的に気味悪かったですよ。
でもベランダから上の階とか伝って訪問してたりして(笑)
俺ってちょっと迷惑な隣人かも。