ニューズウィーク日本版　2008．3．26

最近はジャングルに入れていないこともあって、
もっぱら一般情報で、興味のあることの紹介にとどまっている。
もちろん昔のネタはまだかなりたくさんあるのだが、
どうも、うまく整理して書くことができない。
文才を呪う瞬間である。
今回も表題のとおり、雑誌の紹介ということになるが
『丸ごと1冊地球白書』ということで地球環境についての特集だ。
目次はこちら
（すぐにリンクはなくなると思いますので、その際はアーカイブで見てください）

表紙では『地震確度マップ』という文字が目を引いた。
『地震「危険エリア」はどこだ』というタイトルで2ページ見開きに
地球上の地殻プレートが世界地図上に線で記され、プレートの境界には赤い点で
過去の震源地がかなりびっしりと記されている。
インドネシアの諸島部はボルネオ島をのぞいてほとんどが
ユーラシアプレートとインドオーストラリアプレートの境界に位置し
震源地の赤点でまっかっかである。
『20世紀以降に発生した大地震』という表には、12の大地震が記されているが
そのうち、インドネシアがらみが３つであるから恐ろしい。
また、フィリピンはフィリピン海プレートという小さなプレートの境界上に
存在するがゆえ、赤点がびっしりで国の影も形も見えない。
ちなみに日本も、赤点で埋め尽くされ九州の一部しか見えないくらいだ。
そこへいくとわがマレーシアはコタキナバルか、ブルネイといったあたりに
1か所赤い点がついている以外は全くの無傷。
いやー安全な国だということがよくわかる。
もちろん天災は忘れた頃にやってくる、の言葉もある。
しかし、恐ろしさと、ほっとした安心感と両方を感じたというのが
率直な気持ちである。
なにせ、建設方法をみると非常に不安の残る高層マンションに住んでますんで。