これまで花と言えば、ショウガ、ラン、それからブラックリリー、
ラフレシアなどについて書いてきた。
しかしランに並ぶ熱帯ジャングルの主役の一つベゴニアを忘れていた。
世界中に2000種類の原種が存在すると言われている一大園芸品種である。
ベゴニアを特徴づけているのはなんと言ってもその葉だろう。
全体の形は様々だが、そのすべてが左右非対称なのだそうだ。
写真には2種類のベゴニアの葉が写っている。
左上に見られるのは葉がしっかりとして光沢のあるタイプ。
右下の方は日本のベゴニアでもおなじみ、肉厚で柔らかく表面に毛があるタイプだ。
こちらは毛のあるタイプのクローズアップ。
そして花。野生種は花数が少ないけどやはり楚々として美しい。
葉はつるつるのタイプである。