悲しいこと…

ムンバイのテロはようやく終結に向かい始めているようだが、
それにしても恐ろしい事件である。
その一方で、バンコクの反政府勢力による空港占拠は11月29日現在、まだ
終結の見通しが立っていない。
我々の大切な友人たちがバンコクで足止めを食っており、
大変気の毒な限りだ。
さて、表題の悲しいこととは…


 
このニュースについてである。
「アマゾン年間伐採4年ぶり増」(時事通信)

【サンパウロ28日時事】ブラジルの国立宇宙研究所(INPE)は28日、昨年8月から今年7月までのアマゾン熱帯雨林の伐採面積が1万1968平方キロとの推計を公表した。前年同期比3.8%増で、増加に転じるのは2003−04年以来4年ぶり。東京都の約5.47倍の森林が1年間で消失した計算になる。

そして関連ニュースにはこんなものもある。
「アマゾンの違法伐採ワースト1位は、ブラジル政府」(ロイター)

 [ブラジリア 29日 ロイター] ブラジル環境省が29日発表した、アマゾン熱帯雨林で大規模な違法伐採を行っている100組織のランキングで、ブラジル政府がワースト1位となった。
 それによると、2005年以降に最も大規模な森林伐採が行われた6地域は、貧困層に土地を再分配する政府系機関INCRAが保有しており、入植者による木材の売却や農地開拓などにより、合わせて22万3000ヘクタールの森林が破壊されたという。
 ミンク環境相は、記者会見で「100位に入った全ての組織に対して、厳しい措置を取るつもりだ」と、告発する方針を示した。

違法伐採なのか大規模伐採なのか、記事を読んでもよくわからないが、
いずれにしても伐採に頼らざるを得ない現状に悲しくなってくる。
伐採と貧困は切っても切れないという、私の持論がこんな形で証明されてしまった。
何かいい方法はないのだろうか…

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