もう一冊(業務連絡?)

『生物遺伝資源のゆくえ』森岡一(三和書籍)を購入。

『生物遺伝資源のゆくえ』森岡一(三和書籍)さまざまな産業の素材・材料として利用価値がある生物を意味する「生物遺伝資源」は、生物多様性条約によって、資源国(発展途上国)の主権的権利が認められている。だが、これをめぐり世界中で、利用国(先進国)との間で「アクセスと利益配分」という問題が起きている。本書では、どんな紛争が発生し、争点はいったいどこにあるのか、実例をふんだんに挙げながら紹介し、解決への展望を指し示している。

実は著者は知り合いで、先日行われたバイオ業界4団体の合同賀詞交歓会の席で
「トシさん、実は本を出すんですよ。トシさんの会社のことも書かせてもらったんだけど
悪口書いちゃったんで許してね。」と言われていたのだ。
どんな『悪口』なのか気になったが、忙しさにかまけてほっておいたら
お客さんから「こんな本が出てましたけど、知ってますか?」と言われてしまった。
当社は2か所に登場。
決して悪口ではないが、若干の事実誤認がある。
それにしても、こんな本が出てくるとは、
生物多様性条約も大分メジャーになりつつある…って3990円の専門書なので
一般人には関係ないと言えなくもない。
しかし中身は濃くて、労作である。
社内に2冊あるのでスタッフは目を通すこと(業務連絡)。
私もまだ斜め読みだが(苦笑)。

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