「放っておいても明日は来る」のその後

自分が書いたというわけではないが、
高野秀行対談集「放っておいても明日は来る」、やはり評判は気になる。
Googleで検索してみるとちょこちょこと書評めいたものがひっかかった。


 
そのどれもが、「ふらふら」「適当に」「思いつき」の結果
現在の地位(ってほどのことはないが)に辿り着いた、私の「幸運」と
「深く考えずに何にでも手を出す勇気」を称賛してくれている
(厳密には呆れている)。
この本を読むと…そうだろうな。と思う。
だから読者(評者)に罪はないのだが、一つだけ言わせてもらえるなら、
実はこれは筆者20年のマレーシア奮戦史のうち
前半30%程度の「初期-破れかぶれ篇」なのである。
この後、「信念をつらぬくことの大事さ」「こつこつ努力する」などをフィーチャーした
「中期-成熟篇」や、「いよいよ時代が俺についてきた」的な「後期-世界へ挑む篇」があるのだ。いやほんとに。
フラフラしているうちに会社が大きくなっちゃった、ではまずいのである。
そういう部分がないとは言わないけど…。
ちなみにFMヨコハマの番組(Books A to Z)でも紹介されています。
ポッドキャストで配信中
その放送でも「行き当たりばったり」「めちゃくちゃ」「すごく適当」
という言葉で私のエピソードは表現されている(号泣)。

“「放っておいても明日は来る」のその後” への3件の返信

  1. AGENT: Mozilla/5.0 (Windows; U; Windows NT 5.1; en-US) AppleWebKit/532.0 (KHTML, like Gecko) Chrome/3.0.195.38 Safari/532.0
    来年は自分が一番に楽しめるようにしたいと思います
    その結果周りを巻き込んでいけるようにしたいなぁと思います
    アジケトさんみたいに

  2. AGENT: Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; GTB5; .NET CLR 1.1.4322; .NET CLR 2.0.50727; .NET CLR 3.0.4506.2152; .NET CLR 3.5.30729)
    アジケトさんは若い頃の無理や無茶、乱暴なエピソードを
    自分の中で昇華して今に至ってる・・・・わけなのかな(笑)
    無理・無茶・乱暴の三拍子のベクトルの方向が変わっただけにも見えるけど?!

  3. AGENT: Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 7.0; Windows NT 5.1; GTB6.3; .NET CLR 2.0.50727; .NET CLR 3.0.4506.2152; .NET CLR 3.5.30729)
    おおにしさん それが一番力を発揮するコツかもしれませんねー。
    太郎さん、私は臆病なので無理はしません。
    時々、無茶はしたくなることあります。ある種の憧れですね。
    ただ乱暴は一切しませんよ。もしあるとすれば正当防衛です(笑)。
    本来の姿である常識人として着実に地歩を固めております。はい。

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