『人気の蝶生息地破壊される』

本日の英字紙『The Star』の記事。
Popular Butterfly habitat destroyed.


マレーシアの国蝶アカエリトリバネアゲハ通称“ラジャブルック”の
観察ポイントが不注意な工事労働者によってつぶされてしまった。
首都クアラルンプールから150kmほど北のGopengという小さな町から
東側の山に入ったところにあるUlu Gerohという村はSemai族という少数民族の村で、
彼らが自分たちの生活圏を保全しながらエコツーリズムのガイドとして収益を得る、
ささやかながら頑張っている場所である。
生活と保全が一体となったマレーシア版里山だ。
昨年、久しぶりに訪れた村にはエコツーリズムセンターのような建物があり
地元の青年が「自分たちで頑張って運営している」と頼もしく語ってくれた。
その一番の目玉がこのラジャブルック群舞スポットだったのだ。
意図的に破壊してしまったというより、その場所の重要性を知らなかった
ワーカーが仕事の効率を図るためにつぶしてしまった、ということのようだ。
工事の許可は取っていたようだし。
やはり完全に隔離して管理するしかないのかもしれない。
急ごう。

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