栽培地発見!(運命の出会い 続き)

ジャングルと直接関係ない記述が続くがもう少し御辛抱いただきたい。
もうちょっとで終わりですからね。
さて、ある日車で旧クアラルンプール国際空港(通称スバンエアポート)周辺を
走っていたところ道路沿いの雑木林からさっさっと光が差してくるような感覚を覚えた。
スピードを落とし気味にしてその雑木林を見ていると、一定の間隔で林の奥の奥まで
見通せるではないか。


 
なんのことはない、それは整然と並べて植えられたパラゴムの木の農園だったのだ。

これはと思った。
ゴムの木は雑木林と見まがうばかりに生い茂り、農園を薄暗くしている。
そしてもちろん、この環境をクルクリゴが好むことは事前に確認済みだ。
しかも栽培をするのに十分な間隔(約5メートル)である。
すかさずUターンしてこの農園の入り口を探すと、いきなり飛びこんだ。

それが全くの偶然だが、世界最大のゴム研究機関として名高い
マレーシアゴム研究所(RRIM)の実験圃場であったのだ。

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