週末を利用して山に入ってきた。
今回は久々に山中で一泊したのだが、2000mの山なので
夜間から早朝にかけてはかなり冷え込む。
雨模様ということもあって最低気温は10度前後だろう。
動いている時はありがたいが、やはり寝るとなるとかなり冷え込む。
雨の中、テント無し、寝袋無しはかなりきつかったが、凍死するほどのことはない。
場所さえきちんと選べばなんとかなるものだ。
霧に包まれた森の入口。
この入口までの舗装路の部分も含めると全行程で20km強。
やはり鈍った体に登りっぱなしの5kmはしんどい。
すぐに口中はからからで、唾液が粘って喉にからみついて
吐き気がする始末だったが、水を少しづつ含んで落ち着かせると
体の方も徐々に調子が戻って来た。
Mossy Forestと呼ばれる苔むした森林の入口に辿り着いた時は
スタート時より元気なくらいだった。
落ち葉や枝が完全に分解されずに堆積している地面は水を含んだスポンジのよう。
木に着生している苔類が音を吸収するかどうかはわからないが、非常に静かな世界だ。
霧につつまれた苔むす森に佇むと、何やら厳粛な思いが体中にしみわたる気がする。
がらにもなく厳粛な気持ちになる。
森林は心を落ち着かせ、元気にしてくれる。
やっぱりなくてはならないものなのだ。
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ちなみに傘もってくの忘れました<大バカ。
もっとも一時は、土砂崩れの危険もある100mm/時を超す
雨量でしたので、あっても無駄だったかもしれませんけど。
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ところで、こんな中でどうやって寝たんですか?
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渡さん
緊急避難用のアルミ蒸着シートってありますよね。
すごくコンパクトになるやつ。
あれに起毛した化繊の裏地がついているタイプがあるのですが
それにマジックテープと紐をつけて、
体を入れるための封筒状にできるように改造しまして
それで寝ました。
上はいつものように雨が直接かからないようにフライシートを
思いきり斜めに張るのがこつです。
密閉されると結露して大変ですが、適当に隙間を作っておけるので
かなり重宝しますよ。
日本の秋以降は危険でしょうが、熱帯の高原位だと問題ない
装備だと思います。