その後も続々

トビトカゲの検索を実施している中で
二つの生き物の名前が目に付きだした。
トビヘビとトビガエルである。
トビヘビは以前テレビで紹介されているのを
見た記憶があり、木の枝から別の木の枝へジャンプする
という程度のものだったように記憶していた。
また、トビガエル、というネーミング。
カエルはみな跳ぶよ、なんて突っ込みはともかく
特に強烈な印象はなかった。
とんでもない、間違いであった。


 
小学館の図鑑NEO『両生類はちゅう類』は
好事家の間で、『トビ物御三家』の滑空写真が載っている
ということで有名らしい。
購入してみると。。。

トビガエル(ジャワトビガエル)(アオガエル科)
指の間のみずかきを広げて滑空し、木から木へ飛び移ることが
できます。中国南部から東南アジア(が生息地)

とあるではないか。
しかも両手足のみずかきを大きく広げて滑空する写真のキャプションには

滑空するトビガエルの一種。5.4mの高さの木から、7.3mも滑空した
記録があります。

だそうだ。
そして、

パラダイストビヘビ(ナミヘビ科)胴体を平たくして木の枝の先から空中に
飛び出し滑空します。東南アジアの森林(が生息地)

とある。
そして帯のように薄っぺらくなったトビヘビが滑空している驚愕の
写真のキャプションには、

滑空するパラダイストビヘビ。腹をへこませて
平たくし、空気をとらえます。

とある。一反木綿ですな。フー。
また、その下には図解つきで、トビヘビが飛ぶ仕組みという囲み解説がある。

『飛ぶときには、肋骨を横に開いて腹をへこませ、体を幅広く平らにします。
全身が下からの空気の圧力をいっぱいに受けるので、空中に浮んでいる時間が
長くなり、木の上から滑空することが出来ます。』

だそうだ。
これも肋骨か。滑空するということは肋骨をどうにかできるようにならないと
いけないということか?
また、両生類も爬虫類も飛ぶことに対する憧れを持っているのでしょうね。
勇気あるトビ物御三家に拍手を送りたい。
しかしトビも物御三家、みなマレーシアで見ることが出来るというのは
かなりうれしい。しかもトカゲとヘビはわが社の裏庭にいるらしいのだ。
うーん。すばらしい仕事環境。

“その後も続々” への16件の返信

  1. AGENT: Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.1.4322)
     トビ物御三家ですか。
     どれも甲乙付けがたいですが、どれかといえばヘビの滑空がみたいですね。物御三家のような小動物でも、飛ぶことによるエンドルフィンとかアドレナリンとかが分泌されているのでしょうか。
     当地で中華系の政党で椅子とか、果ては夫婦喧嘩でテレビなども飛ぶようです。
     さて、動物関連なので質問をお許し願いたいのですが、ボルネオ象が新種のアジア象という可能性は完全に否定されてしまった事実なのですか。英名にはピグミーという言葉がついているようなのですが…。

  2. AGENT: Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; .NET CLR 1.1.4322)
    ネギシさん 
    あれ?当地(マレーシア)の政党でもそんなことがありますか。
    あれは台湾の国会の専売特許化と思っていました。
    ご質問の件ですが、僕の方が古い情報しかないようです。
    確かピグミーエレファントは亜種として認定されたんじゃ
    なかったでしたっけ。
    もしそれが正しいとすると、種としてはアジア象であるけど、
    ボルネオ島に固有の亜種である、ということだと思うのですが。
    新種認定はされてないんじゃないかなー。
    ちょっと調べてみます。
    ちなみに上記小学館の図鑑NEOによりますと
    『同じ種の中でも、地域によって特徴が違うことがあります。
    ある決まった特徴をもつ地域集団を亜種と呼んで、他から区別
    します。』だそうです。僕のレベルには適当ないい図鑑です。
    写真も多いし(笑)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です