まずはこのポスターをご覧いただきたい。
WWFが制作した『ブータンの動物多様性』である。
熱帯・亜熱帯に特有のゾウ、トラ、ワニ、サイといった生き物から
ゴールデンラングール、レッサーパンダ、さらには高山に生息するターキンまで
網羅されている。
海抜200メートルから7500メートルまで垂直方向の多様性は半端ではない。
ご存じネパールも同様の高度差を持ち多様性を誇るが、無節操な観光客誘致と
徹底的な開発により、今やほとんどの生き物が生活の場を失いつつある。
一方ブータンは森林面積は過去30年で増加傾向にあるばかりか、
原生林に関しては基本的に伐採禁止だという。
これまでトシは、開発をする権利はどの途上国にもある、したがって開発を自然破壊だから
やめろという権利は先進国の人間にはない、というスタンスを取って来た。
ある程度の自然破壊や開発はどこの先進国も通過してきたことだし、やむを得ない、と。
しかし、開発をせず、自然保護をしっかり行っていてなおかつ国民が満ち足りている
という国がある(ようだ)。
やっぱりやる気としっかりしたポリシーなのか。
やはり今後のブータンからは目が離せない。
国民総幸福量の国。
クズザンポー!
行ってまいりました国民総幸福量(GNH)の国ブータンへ。
18日出発で24日帰国ながら、現地でのスケジュールがタイトだったのと
宿舎にネット環境がなかったので現地からアップできませんでしたが
昨日の深夜パロ(ブータン)−ダッカ−バンコク−KLというルートで
帰って来たばっかり、ほかほかですのでご勘弁を。
まずはご挨拶がてら、新国王の御真影を前に民族衣装のゴでポーズ。
足首下まである着物を帯上にたくしあげて着るのでおなかのところが
膨らんでおりますが、これは物入れとして使うためのゆとりであって
腹が出ているわけではありません!
似合う!でしょ?(笑)
はじめての土地
はじめての土地を訪れる不安と興奮は
どんなに旅慣れても無くなることはない。
準備をしっかりしても、準備不足で出かけても
そこには予想もつかないサプライズが待っている。
出発を翌日に控えた高まり、というのは悪くないものだ。
昨年末のエントリーのタイの空港封鎖で足止めを食った
かわいそうな友人たちをこちらから訪問することにした。
かの国は、入出国が非常に厳しく、「鎖国」と表現されることすらある。
幸せの国からレポートできることを祈る。
強い味方
二つ前のエントリーのクモの正体をすっすっと教えてくださった
tsukiさんの運営するサイトです。
こんなに簡単にわかるとは…
虫ナビ
何か強い味方を得た気分です<勝手な話でご迷惑でしょうが。
今後ともよろしくお願いいたします。
皆さんもぜひ訪問してくださいね。
もうひとつクモ
久しぶりのヒット
おそらくどなたか親切な方が教えてくれるだろう…
なんだと思いますか?
ジャングルから学べ…この大不況の時代。
2008年の暮れから2009年の新年にかけて、マレーシアで過ごした。
当地は多宗教国家なので、宗教上の新年(のようなもの)が複数ある。
したがってカレンダー上の新年である1月1日前後は、カウントダウンイベントこそ
あちこちであるものの、お祭りムードは驚くほど乏しい。
トシも年末は31日まで、年始も1月2日から普通に仕事をしているくらいだ。
A Happy New Year!
今年が皆さんと世界中のジャングルにとって
素晴らしい年になりますようお祈り申し上げます。
そして今年は皆さんご存知の『アマゾン観光年』です!
なんて誰も知らないですよね?
こちらでどうぞ。
光るもの
今更という感じだがボストン大学名誉教授、下村脩氏(80)が
2008年のノーベル化学賞を受賞した。
受賞理由は「蛍光タンパク質GFPの発見と開発」。下村氏が発見したオワンクラゲの蛍光タンパク質「GFP」は、生きた体の中で特定のタンパク質だけを光らせる標識(タグ)として実用化され、生命科学に画期的な進展をもたらした。(産経ニュース)
そうしてみると世の中には意外に光る生き物が多い。
誰が最初に始めるのか?
生き物には変わった行動をとるものが多く
いったい誰が最初に始めるのだろう、と思ってしまうのだが
今回の話も相当不思議な行動だ。
それはシロアリの仕事についてだ。