水の力

今日の夜行便で日本へ戻ることになっているのだが
昨夜見たNHKプレミアムのニュースで、北海道や東北で降雪があったと聞いて震えがきた。
最近の日本の宿は築60年を超える木造家屋で、前回滞在時(10月中旬まで)でも
朝方はかなり冷えたのである。
夏掛けと薄手の毛布だけではやはりちょっと厳しいかもしれない。

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駐マレーシア大使

2009年7月号の文芸春秋に現職の堀江駐マレーシア大使のエッセイが掲載されている。
非常にユニークなものなので、機会があればぜひご覧あれ。
実物も、おしゃべり好きな気さくな人柄でマレーシアのメディアにもよく出て、
日本とマレーシアの懸け橋としていい仕事をしていると思う。

今度はベイビー

昨日に続いて英字紙「The Star」のオランウータン記事。
“First encounter turns into orang utan rescue mission”
『オランウータンとの最初の出会いが救出劇に』という感じか。
共産ゲリラとの数々の戦闘を経験した筋金入りの退役軍人が
サラワク州の州都クチンから200kmほどの道路わきで少年がオランウータンの
赤ん坊で遊んでいるのを発見。
オランウータン(厳重な保護動物)の飼育は法律で禁止されているので
少年から救出し、オランウータンのリハビリテーションセンターに
引き渡したという話。
軍人の功績を記述するほど、特に重要なニュースとは思えないが、
『どういう経緯で母親と離れることになったのか?』
にはやはり興味が沸く。
森林の伐採や山焼きなどではぐれた、というにはあまりにも幼い赤ちゃんという気がする。
母親が手元から離すはずがない、という観点からの意見である。
母親が死んで赤ちゃんだけがこの少年に拾われたのだろうか?
続報を待ちたい。

体長30mを超える巨大蛇発見か!?

ボルネオ島サラワク州の川で30mを超える巨大な蛇のようなものが
目撃されたということで話題になっているそうだ。
撮影したのは洪水被害の調査チーム。「ヘリコプターで被害状況を調査する際に撮影した。」
というのはもっともらしいが、正直言ってウソでしょう。
この写真はあまりにもPhotoshopくさいし、川の色が全然実際のものと違うということらしいのだが
この記事を掲載している英国のデイリーメイル紙は確か我らが『東スポ』と業務提携しているんじゃなかったっけ?
デイリーミラーかもしれないが、いずれにしても「世界の仰天ニュース」の類か。 
目くじら立てる方が恥ずかしい、という人間の器を問うてくるタイプのニュースだろう。
ちなみに当事国マレーシアの現地の人はどう言っているかがこの記事に出ている。
これによると…賢明にも現地の先住民族の長は「ガセネタ」だと一笑に付している。
あーよかった。
来週はボルネオ出張だし…(笑)

ジャングルから学べ…この大不況の時代。

2008年の暮れから2009年の新年にかけて、マレーシアで過ごした。
当地は多宗教国家なので、宗教上の新年(のようなもの)が複数ある。
したがってカレンダー上の新年である1月1日前後は、カウントダウンイベントこそ
あちこちであるものの、お祭りムードは驚くほど乏しい。
トシも年末は31日まで、年始も1月2日から普通に仕事をしているくらいだ。

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A Happy New Year!

今年が皆さんと世界中のジャングルにとって
素晴らしい年になりますようお祈り申し上げます。
そして今年は皆さんご存知の『アマゾン観光年』です!
なんて誰も知らないですよね?
こちらでどうぞ。

悲しいこと…

ムンバイのテロはようやく終結に向かい始めているようだが、
それにしても恐ろしい事件である。
その一方で、バンコクの反政府勢力による空港占拠は11月29日現在、まだ
終結の見通しが立っていない。
我々の大切な友人たちがバンコクで足止めを食っており、
大変気の毒な限りだ。
さて、表題の悲しいこととは…

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仕事って楽しい。

苦手な仕事を義務的にやることほどつらいものはないが
気の合う、そして尊敬できる仕事相手と仕事するのは
どんなに大変でも、まったく苦にならないものだ。
今、一緒に仕事させていただいている方々(つまりお客さんなのだが)は
皆さんその道のプロであり、情熱を持っている方なので本当に楽しい。
そんな皆さんと仕事でジャングルに入るのが楽しくないわけがない(笑)。
正直なところ、かなりめちゃめちゃなスケジュールだが、気分はハイだ。
今回のジャングルではちょっと面白い写真を撮ったので乞うご期待。