以前、ヒルの大群や蜂の大群について書いた。
不気味さでは引けを取らない『大群』の写真を見つけたので
ここでご紹介することにする。
それはヤスデである。
アリの事ともう1つ
熱帯ジャングルに生息するアリの大群というのを
テレビや映画などでご覧になった方も多いと思う。
さっさと逃げなければ牛でさえ骨だけにしてしまう恐ろしいアリだ。
トシが主戦場とする東南アジアのジャングルは
有名なアマゾン産のアリほど、強力なものはいないようだが、
大小さまざまなアリがいることでは遜色ない。
最も美しい獣
先日、マレーシアのトラを研究する日本人と話をする機会があった。
フロリダ大学で学位を取ったばりばりの研究者で現在は
マレーシアの野生動物国立公園局(Perhilitan)で
トラの保護・研究コンサルタントとして活躍中である。
アメリカの大学で博士号を取得し、マレーシアのタマンネガラで3年にわたり
調査活動を行った、自信に満ちたあふれた、
静かな存在感のある女性である。
ちなみに、タマンネガラとは『国立公園』を意味するマレー語だが、
一般にタマンネガラといえば
マレー半島中央部にある公園のことだけを指す。
『the river』がテムズ川のことをさすようなものだろう。
この研究者から、自然保護に関する現状など非常に興味深い話を
聞くことができた。それについてはいずれ改めてご紹介する。
さて今回の話はトラである。
蝶のように舞い、蜂のように刺す(2)
川の砂州が黄色い蝶に埋め尽くされ、川の上空は群舞する蝶で黄色い帯になっている。陶然としてこの光景に見入るパーティの面々を現実に引き戻したのは、ミツバチであった。このときは精密機械を持ち込んでいたので、雨などを避ける為にいつもは使わないテントを設営した。この設営中、ミツバチが蚊のように纏わりついてくる。
これが鬱陶しい。
蝶のように舞い、蜂のように刺す(1)
マレーシアのキャメロンハイランドは標高1500mから2000mにある避暑地である。英国植民地時代に英国紳士、淑女が涼を求めて訪れた場所だそうだ。現在はマレーシア、シンガポールにキャベツなどの高原野菜を供給する重要な農業地帯になっている。その先駆けとなったのが、一部の好事家にはBOH teaブランドで有名なお茶のプランテーションである。また松本清張の小説『熱い絹』でも有名なタイのシルク王ジムトンプソンが謎の失踪を遂げた場所でもある。そしてかつては蝶の収集家の聖地の一つとして名を馳せていたそうである
ジャングルで恐ろしいことと言えば(2)
もう一つの恐怖、しかも後味の悪い恐ろしさとは何か。
これを書くのは本当に憂鬱だが、私にとっての真実である。
ジャングルにおける最大の恐怖、それは人間だ。
ジャングルで恐ろしいことと言えば(1)
ジャングルで最も恐ろしいことは何か?
ゾウも恐ろしいし、ヒルの大群も恐ろしい、トラだって恐ろしい。
それらをおいて、頭に浮かぶことが2つある。
百見は一聞にしかず。。。?
少し前になるが、テレビのCMで、おばあさんが、携帯電話をおでこに当てて
「聞こえる、聞こえる」と微笑むのがあった。覚えているだろうか?
森の人
マレーシア在住で『森の人』とくればオランウータンのことと相場は決まっている。
ただし今回は本当に森の人(先住民族)の話だ。
ヒル話続き
ヒルの話はまだまだ続く。
肌に隙間も見せずにびっしりと張り付いたヒルも相当怖いが、
大量のヒルが動いている様もやはり怖いものである。
前項ではヒルを「音のない恐怖」としたが、ヒルが音を立てることも稀にある。